やらかしました、、、
やけに入札金額が小さかったので、オークションでMEUピストルのアーリーモデルを競り落としたらSCW2でした、、、
しかも、スライドが開きすぎて、ガバガバなんですよね、、、
ちょっとショックですが、買っちゃったものはしゃーないのでブログネタになって貰います(笑)
今回はウエスタンアームズのSCW3とSCW2の違いを解説します。
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外観の違い
外観と言っても箱です。
実はSCW2とSCW3は箱の色が違います。
僕はこれを知らないで買っちゃいました(´;ω;`)
箱が黒色で、白い文字でSCWと書いてあるのはSCW2です。
そして、箱が普通の段ボールの色の物がSCW3です。
文字はSCWと書かれているものと、WAと書かれているものがあります。
SCWと書かれている物は昔のもので、最近の製品はWAと書かれています。
基本的にはこのような違いがあるので、写真に写っているパッケージの色で判断すると良いでしょう。
ただし、例外として我が愛銃であるGSRのパッケージはSCW3なのですが、パッケージが専用のものです。
まあ、ここら辺はマグナテックとかいう廉価版の話もあるのですが、ややこしくなるので割愛します。
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内部パーツの違いとは?
次に内部パーツの違いを見ていきます。
比較対象はSCW2のMEUピストルと、SCW3の
まずは通常分解していきます。
通常分解では、特に変わった部分は見られませんでした。
フレーム側
次はフレーム側を分解します。
フレーム側のパーツで明らかにSCW3と違うのは、 シアー付近のパーツとハンマーに付いているファイアリングプレートの形状です。
SCW3と比べてみると、シアーの形状とディスコネクタ―の形状が異なり、ディスコネクタ―ガイドの下にばねを入れる必要があります。
そして、最も形状の変化が大きのはシアースプリングと、ハンマーに付いているファイアリングプレートでしょう。
横に並べて比べてみました。
こうしてみると、バルブロックレリーズとディスコネクタ―ガイドの形状は変化していないようですね。
次はディスコネクタ―は複雑な形状に変化しています。
scw3の物はとがっていますが、scw2は丸みを帯びています。
斜めから見たほうが分かりやすいでしょう。
なんかscw3のほうが強そう(小並感)
シアーもディスコネクタ―と同様に複雑な形状へと変化しています。
scw3は非対称ですが、scw2は対照的な形になっています。
横から見ると、scw3はとがっていることが分かります。
お次はファイアリングプレートです。
scw2はほとんど棒みたいな形状ですが、scw3では大型化されています。
これは、耐久性を向上するためだそうです。
最後にシアースプリングです。
これだけscw3とscw2の配置が逆ですいません(笑)
シアースプリングはscw3のほうがスリムな印象です。
また、曲げている部分が少なくなっており、生産性をあげているような印象です。
以上がフレーム側のscw3とscw2が違うパーツでした。
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スライド側
次はスライド側を分解します。
結論から言うと、チャンバー周りぐらいしか違いはありません。
SCW3とSCW2の大きな違いとして、SCW3は固定ホップ、SCW2は可変ホップというものがあります。
一見退化しているように感じますが、SCW2の可変ホップは控えめに言ってクソなのです(笑)
その影響で、SCW3では固定ホップになって、命中精度は良くなりました。
ただし、0.25gでも浮き上がるほどに鬼ホップです(笑)どうしてこうなった(笑)
そこら辺の仕組みも後で見ていきます!
スライドが広がってガバガバだったおかげで、普段はドライヤーが必要なブリーチも余裕で外れました(笑)
ブリーチを分解してピストンの内部パーツも確認しましたが、違いはありませんでした。
それでは、SCW2の諸悪の根源であるチャンバー周りを分解してきましょう。
ここまで分解する方法はSCW3と同じでしたので、特に苦労することなく分解できました。
ちなみに、SCW2では、バレルの下の部分にホップ調整のイモネジがあります。
いざ御開帳です。
現在のSCW3のチャンバーと比べたら、何とも面倒な構造になっていますね。
また、東京マルイ製のホップと比べると、「精密が出ていないのに精密機械のような構造」という感じがします。
ホップが効く原理としては、イモネジが回されると、イモネジが奥に移動します。
次に、イモネジの底の部分に当たっている金属球が押し込まれます。
最後に、ホップの金属パーツの爪が下に下がって、ホップが効くというわけです。
比較対象として、SCW3のチャンバーの画像です。
バレルの周りがシンプルで、すっきりしています。
固定ホップにしたのは正解だったかもしれませんね。
それでも、0,2gのbb弾でちょうど良いぐらいにして欲しいですけどね、、、
これらのSCW2とSCW3のチャンバーを組み立てたら、両方とも同じような形状になるので、チャンバーカバーやアウターバレルは互換性があります。
ここから、見たらどこが違うのか分かりませんね。
しかし、SCW2の方はねじを締めても間が空いてしまっています。
このせいで、SCW2に付いていたプラチャンバーにははまるのですが、SCW3に付いていたメタルチャンバーは少し渋い感じがしました。
ただ、SCW3のチャンバーユニットをSCW2に付いていたチャンバーカバーやアウターバレルを付けるのは可能でしたので、SCW2の物にヤフオクなどで購入したSCW3のチャンバーユニットをポンづけしたら中身をSCW3にできると思います。
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パーツの互換性は?
次はSCW3のパーツの互換性について紹介します。
ただし、SCW3にCSW2の内部パーツを移植する意味が無いので、見た目のカスタムが可能な部品の互換性を紹介します。
パーツの互換性がある部分については、scw3にもともとscw2の部品を付けることが可能ですので、カスタムの幅が広がると思います。
結論からいうと、ほとんど全ての外装パーツに互換性があると言えます。
ちなみに、内部パーツは形状は似ていますが、微妙に寸法が異なっていて動作が渋くなる場合があるらしいです。
それでは、パーツの互換性がある部分を紹介します。
ただし、年代によっても変化する可能性があるので、一部削るなどの加工が必要な場合があります。
マガジン
最初にマガジンです。
ウエスタンアームズのマガジンは単品で購入すると結構高額なので、中古購入した本体に付属しているマガジンを使用している方も多いでしょう。
そのような方に朗報です。
SCW2の本体に付属しているマガジンも余裕でそのまま使用できます。
真ん中のマガジンがSCW2に付属しているものです。
マガジンはコチラの記事で詳しく紹介しているので、マガジンの互換性について知りたい方はこちらをご覧ください。
バレルブッシング
マズルの先端にあるパーツで、色違いもあり結構印象が変化するパーツです。
このパーツもポンづけが可能です。
特にすり合わせなどは必要なさそうでした。
もともとのバレルブッシングがシルバーだったので、黒のバレルブッシングを付けると全部が真っ黒になりますね(笑)
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スライドストップ
スライドの形状は同じですが、塗装が地味に変化していて、SCW2のmeuピストルの物は塗装が分厚くエッジが丸まっている印象があります。
取り付けてみた結果、スライドストップは取り付けは可能ですが、スライドストップが作動しない不具合が発生しました。
作動させるにはプランジャーかスライドストップを削る必要があります。
これは、mueピストルのスライドストップに施されている塗装が厚く、その分プランジャーから受けるテンションが大きいからでしょう。
ここら辺のクリアランスな塗装の厚さで微妙に変化するほどシビアなので、SCW3同士の移植でも発生する場合があります。
マガジンキャッチ
こちらも目視で見る限り同じ形状です。
ただし、やはりmeuピストルのほうは塗装が分厚いみたいです。
取り付けてみると、少し渋いみたいでした。
形状は同じですが、少し慣らす必要がありそうです。
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リコイルプラグ
左がもともとの物、右がmeuピストルの物です。
色も形状が同じで目視では全く同じにしか見えないです(笑)
取り付けてみた結果はなぜか渋いです。
リコイルプラグだけだとなぜか渋いので、リコイルススプリングとリコイルスプリングガイドもろとも移植した方が良いです!
リコイルプラグと一緒にリコイルスプリングガイドとリコイルスプリングも移植した方が良いと思います。
トリガー
トリガーとトリガーバーは形状が同じなので、基本的にはポンづけできます。
ただし、フレームによって加工が必要になる場合があります。
トリガーの交換方法はコチラの記事で解説しているので、ここをご覧ください!
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チャンバーカバー
チャンバーカバーは付けられたのですが、締め付けが強くて動作が渋くなりそうなので、取り付ける際には少し加工が必要です。
ただし、これはプラスチック製だったので、金属製の物だったらポンづけできる物もあると思います。
アウターバレル
アウターバレルはポンづけできました。
ただし、塗装の厚さによって、動作が渋くなる可能性があります。
せっかくなのでブッシングも変更してみました。
真っ黒ですね(笑)
アウターバレルとバレルブッシングの両方も移植しても、普通に動作しました。
サムセーフティー
サムセーフティーはmeuピストルのキングスタイプです。
取り付けるだけなら取り付けられますが、グリップセーフティの解除ができません。
プランジャーを何かで押し込みながら解除するのはできるので、プランジャーを少し削ると使用できると思います。
これも正直塗装の分厚さじゃないかな、、?と思います。
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グリップセーフティ
グリップセーフティは普通に付けられました。
ぽんづけできて、普通にグリップセーフティとしても機能しました。
ただし、こちらもモデルによってはフレームの加工が必要な場合もあります。
メインスプリングハウジング
左の物がmeuのランヤードリングが付いているもので、右の物がもともと付いていたものです。
取り付けも余裕でできましたし、動作も普通にできました。
以上で違い部分の紹介は終了です。
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ウエスタンアームズの魅力であるリコイルがさらに強くなり、トリガー軽量化や命中精度向上の効果があります。
実際、3人に1人にリピートして頂けていますし、さらに3回以上リピートして頂いたお客様もいらっしゃいますので、効果は十分に感じて頂けると思います。
もし、あなたがWA1911・INFINITYシリーズを最初に撃った時に「リコイルが凄い!」と感動した方は、あの時の感動をもう一度体験できるので是非ともご覧ください。