ウエスタンアームズのガバメント・INFINITY用マガジンは機種間で互換性はある？【WA M1911】

ウエスタンアームズのマガジンを購入する際に障壁になるのが、形状が全く同じマガジンが売っていないという問題です。

ウエスタンアームズのマガジンは本体と同様に限定生産なので、新品が欲しい場合はいつ来るか分からない再生産を待つ必要があります。

そこで、別の機種の新品、オークションやフリマサイトの別の機種の中古などの購入を検討している”難民”のような方は一定数いらっしゃると思います。

あるいは、複数のガバメントシリーズを所持している方だと、「マガジンの形状は似ているけど、他の機種でも使いまわせるのだろうか？」と疑問に思っている方もいるでしょう。

そこで、今回はウエスタンアームズのガバメント・INFINITY用マガジンの互換性について解説していきます。

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WAガバメント用マガジンの互換性は高い

結論から言いますと、ウエスタンアームズのガバメント・INFINITY用のマガジンの互換性は結構高いと言えます。

とはいっても、さすがにINFINITYのハイキャパマガジンをシングルカラムのガバメントに使うことはできないように、大まかな形状の違いによってマガジンの種類は5つに分類できます。

• M1911・ガバメントシリーズ
• ガバメントのコンパクトサイズ
• INFINITY(ハイキャパ系)
• INFINITYのコンパクトサイズ
• パラオーディナンス系

細かい部分の形状は異なっていても同じ系統の物であれば互換性があるので、これらの系統を知って頂ければ自分の持っているガスガンにあうマガジンが見つかると思います。

M1911・ガバメントシリーズ

ガバメントシリーズはウエスタンアームズの主力商品であり、細かいバリエーションの違いも最も多いです。

具体的には下の画像は全て互換性があるガバメントシリーズのマガジンですが、微妙に形状が異なる部分が見つかると思います。

左から、鉄バンパー、ウィルソンコンバットタイプの黒と銀、ノバックタイプのシルバー、SFAタイプがあります。

これらはマガジン底部の形状と残弾確認のための穴のデザインが異なりますが、その他の形状は同じで互換性があります。

ただし、マガジンバンパーの形状による違いで装弾数が変化することは、知っておく必要があります。

例えば、上の写真の左端に映っている鉄バンパーの物は21発ですが、その他は23発込められるという違いがあります。

Gunsmith Authen

他にはBOBCHOWも21発ですね

ガバメントコンパクトタイプ

m1911シリーズの中でもグリップ部分の長さが小さいコンパクトタイプも存在します。

具体的にはV10ウルトラコンパクトや、マイアミTikiなどが挙げられますね。これらのコンパクトタイプのマガジンはフルサイズの5インチの物には使用できません。

逆に通常サイズのガバメントのマガジンはコンパクトサイズの本体に使用できます。

Gunsmith Authen

マガジンは飛び出しますが

INIFINITY系・パラオーディナンス系

ガバメントシリーズの派生形としてINFINITY(ハイキャパ系)が有りますが、これはガバメントとは別の専用マガジンを使用します。

ガバメント用とINFINITY用のマガジンは一目で「これは互換性ないな」と分かるほどに形状が異なります。

INFINITY系のガバメントは複列弾倉なのに対して、ガバメント系のマガジンは1列なので入らないようになっています。

ちなみにINIFINITYシリーズにもコンパクトサイズが存在し、コンパクトサイズは通常サイズのINFINITYには使用できません。(フルサイズ用をコンパクトに使うことは可能)

また、複列弾倉系のガバメント派生形の一つとして"パラオーディナンス"シリーズもあり、そのマガジンも当然パラオーディナンスシリーズ専用品です。

以上のように、根本的な形状が異なるものは互換性がありませんが、細かい部分だけが異なる場合は互換性があります。

そのため、WA製品が好きで複数個購入していくと、だんだん互換性があるマガジンが知らないうちに増えていくという現象が起きます。

Gunsmith Authen

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しかし、同じガバメントシリーズやINFINITYシリーズでもコンパクトサイズは使えないので、ぱっと見使えそうでもサイズにだけ注意する必要があります。

大まかな形状が同じなら使えるが、コンパクトサイズには注意

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マガジンには旧型が存在する

ガバメント用のマガジンを中古で購入する際に注意する必要があるのが旧型の存在です。

実はガバメント用のマガジンには旧型と現行型のRタイプがあるのです。

現行型は先ほど紹介したマガジンリップがプラスチックで、マガジンの前部分に穴が開いていない物です。

対して旧型はマガジンリップが金属製で、上の黄色い線で囲んだ部分に穴が開いています。

一応、旧型と現行型は互換性があるようですが、ガス漏れが発生しやすいと言われているので、特に理由が無ければ現行型を選ぶことをおすすめします。

特にオークションやフリマサイトではしばしば旧型を目にしますので、安いからといって安易に飛びつくのは危険です。

なお、INIFINITY系は旧型・現行という違いはないので、価格で決めても問題ありません。

ガバメントタイプのマガジンには旧式と新型がある

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WA1911のマガジンは意外と互換性がある

今回はウエスタンアームズのガバメントシリーズに使用するマガジンの互換性について解説しました。

根本的に形状が異なるモデルのマガジンを使用するのは無理ですが、一部分の形状が違う場合であれば使える可能性が高いです。

そのため、形状を見てイケそうであればだいたい互換性がありますし、「これは無理だな」と思ったらだいたい無理です。

もし、一部分だけ形状が異なるマガジンが手元にある方は、「これ互換性ありそう」と感じた場合に一度試してみるのも良いと思います。

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