
こんな方に向けて書いています
- WA スネークマッチ デルタverを検討している方
- デルタverでは何が変わったかを知りたい方
ウエスタンアームズは基本的に限定商品ですが、スネークマッチは何度も再販されている程に人気商品です。
この記事を見ている方はご存知だとは思いますが、メタルギアシリーズのMGS3に登場したm1911a1カスタムを再現した製品ですね。

そんなスネークマッチですが、2025年福袋モデルの第2弾として"スネークマッチ デルタver"というものが発売されました。

ウエスタンアームズの福袋モデルは中身が決まっており、新モデルをお得に購入できるのが特徴です。
>>>2025年福袋モデル第1弾|SIG1911-X FULL
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、スネークマッチに関しては元々WAのラインナップにあり、時々再販される程人気商品でした。
しかし、福袋モデルであるデルタver.は既存のスネークマッチとは一味異なる部分があり、すでに過去に再販されたスネークマッチを所持している方も欲しくなる要素があります。
ということで、今回はウエスタンアームズのスネークマッチ デルタver.をレビューしていきます。
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WA SAI1911 5.0 をレビュー
それでは、ウエスタンアームズ コルトガバメント スネークマッチ デルタver.をレビューしていきます。
右側から見ると装備画面で見慣れたシルエットを思い出します。


スライド左側には"NM 7267719"と刻印されています。

スネークマッチでは塗装がされていないので、刻印のエッジが立っているのも見どころです。
右側はスライドになんの刻印もなされていないので、非常にシンプルです。

しかし、だからこそ磨かれたHW樹脂による本物の金属のような表現を存分に楽しめます。
注意点としては、スネークマッチのスライドは素手で触ったまま放置すると、HW樹脂の中に含まれている金属粒子が酸化して黒っぽくなります。
スライド部分を触れた後はシリコンオイルで油膜を作っておくことをおすすめします。

また、コッキングセレーションの複雑な造形も見どころです。

あまり注目されない部分かも知れませんが、他の1911シリーズでは見られない形状です。
もちろん、リコイルはWAのマグナブローバック、HW樹脂スライドと金属パーツによって、手首に”ガツン”とくる感覚を楽しめます。


マズル
MGS3では潜入ミッションという特性上、サイレンサーにお世話になった方も多いと思いでしょう。
そのため、スネークのm1911a1を象徴する一つの要素としてサイレンサーバレルは外せません。


そして、M14の正ネジ仕様なので、市販されているサイレンサーを装着可能です。
同時期にWAから発売されているタクティカルサイレンサーを装着した場合です。やっぱり、サイレンサーが付いてこそのスネークマッチです。非常に似合っています。

スネークマッチを含むWA1911シリーズはカラ撃ちの際には効果を発揮しませんが、弾を込めて発射した際にはきちんと効果を発揮します。

Gunsmith_Authenのカスタムは3人に1人にリピート頂けています
チャンバーカバー
チャンバーカバーはツヤがある黒色が特徴です。


やはり潜入ミッションに使用する銃なので目立ちにくい色とか、反射によるリスクを防ぐために黒色になっているのではないかと個人的に考えています。
ちなみに、チャンバーカバーの中に隠れているフィーディングランプは黒染めです。


ちなみに、当サイトGunsmith_Authenで行っているWA1911シリーズカスタムでは、チャンバーを鏡面研磨しています。

チャンバー以外にもほとんどの内部パーツにハンドメイドで手を加えているので、純正以上の満足感を提供いたします。
Gunsmith_Authenのカスタムは3人に1人にリピート頂けています
サイト
劇中でも「サイトシステムはオリジナル」と言われていたように、スネークマッチでもオリジナルのサイトが搭載されています。

そして、フロントサイトには大きいホワイトドットが付いています。

他のWA1911でもホワイトドットが採用されること自体は珍しくないですが、ここまで大きいものはスネークマッチくらいなのではないでしょうか?
どうしても写真ではピンボケして今いますが、大きいホワイトドットによって非常に視認性が良くなっています。


スライドストップ
スネークマッチはスライドストップも延長されており、操作しやすいようになっています。

従来のM1911シリーズのスライドストップを操作する際は反対の手を使用するか、握りなおす必要がありました。
スネークマッチではそんな動作を挟む必要が無くなるので、無駄のないリロード動作が可能です。

そして、地味な部分ですがスライドストップピンの材質が変更されています。

以前は同じ写真に写っているトリガーと同じような塗装の質感でしたが、今回は金属がそのまま露出しているので一部分”ギラ”と光るのがアクセントです。

ハンマー
劇中のスネークマッチではリングハンマーが採用されていましたが、それはこのモデルにも再現されています。

m1911にはスパーハンマーが採用されていましたが、現在のタクティカルモデルでは当たり前のようにリングハンマーが採用されていますね。

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セーフティー
皆さんもご存知のように、スネークマッチのセーフティーはサムセーフティーだけです。

劇中にも言われていたように、指をかける部分が大型化されているので確実にセーフティー操作が行えます。
そして、もう一つ特徴的なのがキャンセルされたグリップセーフティです。

通常m1911シリーズでは親指で操作するサムセーフティに加えて、グリップセーフティ―が押し込まれないとトリガーが下がらずに発射できません。
そこで、スネークマッチでは常に押し込まれた状態になっており、グリップセーフティの押し込み不足による発射不可を防いでいます。

サバゲーなどでもグローブを付けていると、グリップセーフティが握りこめていなくて発射できないこともあるので、撃ちたい時に確実に撃てるという安心感があります。
トリガー

通常のm1911モデルはトリガーが短いですが、スネークマッチでは指を自然な形で掛けられるようにロングタイプに変更されています。

トリガーもデルタバージョンで変化した部分の一つです。実は以前のトリガーは完全に再現されていたわけではありませんでした。
MGS3ではシギントとの無線で、スネークのm1911に搭載されているトリガーの詳細が確認できますが、トリガーの上下には切り欠きが作られておりトリガーが軽量化されています。


しかし、以前のスネークマッチに搭載されていたトリガーは微妙に形状が異なっていたんですよね。


デルタバージョンになることによって、より劇中に近い形状に進化したと言えるでしょう。
トリガープルは680gであり、ある程度のキレがあります。


そして、トリガーの中にイモネジが埋め込んであるアジャスタブルトリガーであり、、家にある六角レンチを使用することでトリガーの感触を少し良くすることが可能です。

箱出しの時にトリガートラベル(引く距離)を計測した場合は3.0mmでしたが、このイモネジを調節するだけで2.0mm程に少なくできます。
2.5mmの六角レンチがあれば調整できるので、購入した日にいじってみると満足感が上がると思います。
ちなみに、スネークのm1911はシギントとの会話によってトリガープルが軽量化されている言及されています。

Gunsmith_Authenのフルカスタムではトリガーの軽量化も含まれており、当サイトによるカスタム済みのスネークマッチではトリガープルが300g程に軽減されています。

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グリップ部
デルタバージョンになって最もウリにしている部分はグリップでしょう。
もちろん、ナイフを同時に握る用の削り込みが再現されていることもウリですが、デルタverでは木製グリップが採用されていることがウリです。

実は以前のバージョンはグリップが樹脂製で見た目の質感と肌触りが少し残念だったんですよね、、、
このグリップには"紫檀"という木材が使われています。"ローズウッド"とも呼ばれており、高級家具にも採用されている木材で美しい発色が特徴的です。

そして、グリップを止めているグリップスクリューも削り出しで作られています。

木製グリップの柔らかい質感と削り出し特有のエッジが立った造形のコントラストを楽しめます。
加えて、デルタバージョンではメインスプリングハウジングのディテールが変化しています。
蛇のウロコのような造形がグリップ背面に採用されており、以前の物よりもスネークのm1911a1の物と形状が近くなりました。

実際に見ているとウロコのような造形が美しく、立体感もあるので鑑賞のし甲斐があります!

そして、フレームのフロントストラップ部分にはチェッカリングが入っています。

もちろん、グリップの付け根部分はハイグリップが出来るように削り込まれています。

マガジン導入部
シギントとの会話の中で「マガジン導入部もマガジンが入れやすいように広げられている」と言われており、スネークマッチでもマガジンをスムーズに入れられるように面取り加工がされています。

目立たない部分ですが、スネークマッチを手に取っていてふとマガジン導入部を見た際に「やっぱりいいなぁ」と思える良さがあります。
マガジン
マガジンは伝統的な鉄バンパー仕様です。

m1911シリーズの基本的な装弾数が7発と複列弾倉化が進んだ現在では少し物足りないですが、WAの1911は21発と必要十分の装弾数が確保されています。

さすがに真冬だと動きが少しもっさり気味ですが、春や秋だとちゃんと動作してくれます。
Gunsmith_Authenのカスタムは3人に1人にリピート頂けています
より再現性が高まったスネークマッチ

今回はウエスタアームズのスネークマッチ デルタバージョンのレビューをしてきました。
以前に発売されたスネークマッチよりもさらに完成度と装備が豪華になっているので、すでにスネークマッチを所持している方もオススメです!
2025年2月時点では3月発送分の予約がまだ可能です。以前の再販は2年前だったので、今回逃すとしばらく先になることが予想されます。
欲しい方は今のうちに購入しておくことをオススメします。
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