エアガン業界では新年の最初にお得な福袋を販売する文化があります。
ウエスタンアームズも例外ではなく福袋という概念は存在しており、2025年には"福袋モデル"としてSIG1911-X FULLが販売されています。
しかし、他社の物とは少し異なっており"福袋"とは言いつつも、手に入るモデルは新モデルです。そしてそのモデルはスライドへの加工に力が入っており、さらに価格がお得になっているのが特徴です。
このモデルもラベル上の価格は54780円ですが、実際の販売価格は43780円と1万円以上お得に購入できます。
実は昔はウエスタンアームズも何が出るか分からない福袋が用意されていましたが、ここ6年くらいはこのスタイルです。
ということで、今回はウエスタンアームズの2025年の福袋モデルであるSIG SAUER 1911-X FULL(G10グリップ)モデルをレビューしていきます。
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WA SIG1911-X FULLをレビュー
それでは、ウエスタンアームズ2025年福袋モデルであるSIG1911-X FULLのレビューをしていきます!
まずは全体から見ていきます。
本体左側にはシンプルに"X"という印字が彫られています。
これから詳しく各部を見ていくのですが、各部パーツが少しずつ個性的なので全体から見ても独特のデザインセンスを感じられます。
SIG1911-X FULLの特徴的な部分として、スライド前方の上部が削られており、左側には"SIG SAUER 1911"という刻印が入っています。
この削り込みにどこかSIGのPシリーズの面影を感じます。
そして、SIGシリーズはエキストラクターが外側にあり、金属パーツなのでアクセントになっています。
そして、SIG1911-X FULLの表面はマットブラック焼付塗装が採用されているので塗膜に厚みがあり非常に重厚感があります。
黒染め仕様のように表面が酸化する心配がないので、定期的なオイル塗布が必要無く管理が楽です。
マズル
マズルはバレルブッシングとリコイルスプリングハウジングが付いているので比較的シンプルです。
バレルブッシングが分厚いので横から見た際に迫力があります。
アンダーレール
SIG1911-X FULLには20mmのアンダーレールが付いており、見た目のカッコ良さと実用性を兼ね揃えています。
当然アタッチメントを付けることができ、さらにタクティカルな雰囲気になります。
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チャンバーカバー
チャンバーカバーはメタルで黒染めされており、".45 AUTO SIG SAUER"と刻印されています。
チャンバーカバーも真っ黒なので全体的に落ち着いた雰囲気になっています。
サイト
実はSIG1911-X FULLで地味に個性的なのがリアサイトです。
正直、WA製品をたくさん所持していると、形状がパターン化されていて見飽きてくる部分もあります。
しかし、このサイトは加工マシマシで非常に見ごたえがあります。
基本的にはノバックサイトがデザインの基本ですが、全体的に丸みを帯びた形になっているのが分かります。
上から見るとスライド部分の丸みと調和するように丸みを帯びているのが特に分かりやすいと思います。
フロントサイトは大きいホワイトドットが入っていますので、リアサイトを通して見た際にも非常に視認しやすいです。
スライドストップ
スライドストップは普通のSIGタイプが採用されており、指が触れる面は控えめに溝が入っています。
そして、個人的にはスライドストップピンがフレームとツライチになっており、中心が凹んでいる形状が好みです。
ちなみに、スライドストップを取り外す際にはボールペンの先を収納した状態で、先端を押し当てると取りやすいです。
セーフティー
1911シリーズなのでセーフティーはサムセーフティーとグリップセーフティ―の2種類が用意されています。
サムセーフティーはアンビで両側から操作な可能であり、右側はハンマーピンで固定されているのが特徴です。
グリップセーフティ―はその名の通りグリップを握りこんだ際に解除されるセーフティーです。
SIGタイプのグリップセーフティ―はビーバーテイルが反りあがっており、デザインを重視していることが伝わってきます。
トリガー
トリガーは指が触れる面がストレート仕様、、、、と思いきや少しだけ湾曲しているデザインになっています。
個人的には「最初はストレート系ってフィット感あるの?」と思っていましたが、意外と感触は普通ですし、他の機種と比べても外見が独特なので見ていて面白いです。
そして、このトリガーにはタクティカルシリーズお馴染みの引きしろを調節するためのイモネジが付いています。
箱出しの状態ではトリガーの引きしろが3.0mmですが、この調整だけで2.0mm程に削減できます。
家に六角レンチがあれば簡単なので、ひと手間を加えてみることをおすすめします!
そして、トリガープルは800gと標準的です。
ちなみに、当サイトのフルカスタムではトリガー引きしろが1mmになり、重さも430gぐらいになってさらに気持ち良くなりますよ!
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グリップ
このSIG1911-X FULLのウリの一つとして実物G10グリップを装備していることが挙げられます。
そして、左側と右側でパターンが異なっていることで情報力が多く飽きないですね。
G10のグリップ力とデザインの両方を楽しめるのでこのグリップはかなり好きです!
また、マガジンキャッチにアクセスしやすいように削り込まれています。
ちなみに、グリップ前面には溝が入れられています。
マグウェル
SIG1911-X FULLにはマグウェルが装備されております。
マガジンチェンジが行いやすくなる、、、、だけではなくやっぱり見た目がカッコ良くなりますよね。
先ほど紹介したグリップの湾曲と揃っている部分が個人的に好きです。
マガジン
マガジンは黒く塗装がされており、スクエアタイプのバンパーが装備されています。
装弾数は23発とフルサイズ用1911マガジンとしては一般的です。
個人的に少し気になるのがマガジンを抜き差しがスムーズに行いにくいことです。
おそらくSIG1911-X FULLの焼付塗装の塗膜が厚くて、クリアランスが小さくなっていることが原因だと思います。
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ヨーロピアンでエレガントな1911
今回はウエスタンアームズのSIG1911-X FULLをレビューしてきました。
各部を詳しく見ていきましたが、非常に力が入れられていることが造形から伝わってきますし、価格もお手頃で福袋モデルに相応しいモデルです。
そして、SIG SAUERがヨーロッパのメーカーということもあって、高いデザイン性があることも鑑賞し甲斐があります。
鑑賞しているだけで楽しいので、SIG系の銃が好みの方は非常におすすめです!
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ウエスタンアームズの魅力であるリコイルがさらに強くなり、トリガー軽量化や命中精度向上の効果があります。
実際、3人に1人にリピートして頂けていますし、さらに3回以上リピートして頂いたお客様もいらっしゃいますので、効果は十分に感じて頂けると思います。
もし、あなたがWA1911・INFINITYシリーズを最初に撃った時に「リコイルが凄い!」と感動した方は、あの時の感動をもう一度体験できるので是非ともご覧ください。