ウエスタンアームズには様々な実銃メーカーの1911シリーズがラインナップされており、その中にはSIGが出している1911シリーズもあります。
実は私が最初に手にしたウエスタンアームズ製品はSIG GSRであり、プロカットカスタムのベースとなるものです。
そんなSIG系のバリエーションとしてタクティカル感が強く、スライドに肉抜き穴が施されたものがプロカット カスタムです。
それでは、今回はWAのSIG1911 プロカット カスタムをレビューしていきます。
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WA SIG1911 プロカットをレビュー
それでは、ウエスタアームズのSIG1911プロカットカスタムの外観をレビューしていきます。
左側の全体画像です。すでにこの時点でタクティカル感が出ていますね。
フロントサイト以外は全体的に黒色ですが、各部の加工細かいのに加えて、同じ黒でも少しずつ色味が異なるのでのっぺりした印象はありません。
右側はフロントサイト以外にも、チャンバーカバーがメタルなので、ワンポイントで目立ちます。
SIG1911系には撃った後の薬莢を排出するためのエキストラクターが見える場所に付いていますが、これは別パーツの金属製で黒染めされています。
同じ黒でも焼付塗装の黒と黒染めされている黒では質感が異なっています。
ちなみに、2024年11月現在の段階では、SIG1911 プロカットカスタムの仕上げはマットブラック仕上げのみです。
マットブラックは焼付塗装仕上げであり、通常の塗装と違って表面のザラザラ感が協調されています。
そして、なんと言ってもプロカットカスタムの最も特徴的な部分である、先端部分には肉抜き穴が施されています。
この、肉抜き穴からアウターバレルが見えているのが色っぽく、他とは異なるデザインにロマンを感じられずにはいられません。
マズル
肉抜き穴に気を取られて、目立ちにくい部分ではありますが、マズル部分も独特な形状をしています。
見て頂ければ分かるように、バレルブッシングに凹みが付いており、リコイルプラグとツライチになるように削られているのが分かります。
そして、アウターバレルにはクロームメッキ加工がされています。
この画像ではクロームメッキの質感が分かりにくいかもしれませんが、クロームメッキのバレルと通常のバレルを並べると良く分かると思います。
クロームメッキ加工によって質感に深みが増し、ちらっと見えるアウターバレルのカッコ良さがさらに増しています。
マズル周辺は特に手が加えられており、プロカットカスタム最大の見どころだと言っても良いでしょう。
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アンダーレール
SIG1911 プロカットカスタムのもう一つの見どころとして、アンダーレールが付いていることが挙げられます。
アンダーレールはハンドガンを構成する要素の中で面積が大きい部位なので、大きく外観が変化しますね。
もちろん、20mmレールなのでウエポンライトを装着することが可能です。
チャンバー
アウターチャンバーはメタルでできており、".45 AUTO SiG ARMS"と印字がされています。
サイト
SIG 1911プロカットのサイトは個性的です。
ファイバーオプテック式なのですが、珍しく緑色の光ファイバーが採用されています。
全体的に黒っぽいのでワンポイントの緑色が非常にカッコ良いですね。
リアサイトはHEINIE(ヘイニー)サイトです。
ヘイニーサイトは後部が出っ張っているのが特徴ですが、この出っ張りをズボンやポケットにひっかけることで片手でコッキングできるという機能があります。
そして、リアサイトとフロントサイトを合わせてみても、緑色のサイトが結構目立っていて非常に見やすいです。
写真なのでフロントサイトがピンボケしていますが、ピンボケしていてもフロントサイトが明確に分かるのは凄く良いと思います。
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ハンマー
また、地味にハンマーも独特の形状をしています。
基本的にウエスタンアームズのハンマーは定番の形状がありますが、ダブルホールハンマーが採用されているのは珍しいです。
セーフティー
SIG1911 プロカットカスタムのセーフティーはサムセーフティーとグリップセーフティ―があります。
親指で操作するサムセーフティーはアンビタイプで左右に付いています。
握った際に解除されるグリップセーフティ―もビーバーテイル形状であり、タクティカルな雰囲気を醸し出す大きな要因になっています。
トリガー
トリガーはSTIタイプです。WAの中では珍しくプラスチック製です。
箱出し状態ではトリガー引きしろは3mm、トリガープルは700gとタクティカルモデルの標準的な引き心地です。
ちなみに、トリガーの引きしろを調節できるタイプであり、イモネジを回すことで引きしろを2mmに軽減できます。
1.5mmのレンチを自前で用意する必要はありますが、簡単でトリガーの気持ち良さが向上するカスタムなので非常におすすめです。
ちなみに、当サイトのフルカスタムではトリガー引きしろが1mmになり、重さも400gぐらいになってさらに気持ち良くなりますよ!
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グリップ
SiG1911 プロカットカスタムはグリップ部分も独創的です。
左右のグリップパネルにはディンプル加工がされており、立体感を感じられます。
また、グリップ前面にも縦の溝が入れられているのも特徴です。
そして、なんと言ってもメインスプリングハウジング(グリップの後ろ側)にもディンプル加工がされています。
これらのカスタムによって握った際にしっかりと滑り止め効果を発揮するのにもとどまらず、鑑賞の際にも楽しませてくれます。
マグウェル
グリップの底部にはマガジンを挿入しやすくするためにマグウェルが装着されています。
タクティカルカスタムの基本ですが、グリップ部分が長くなるのでここでもタクティカル感が増します。
マガジン
マガジンはマガジンバンパーが付いているタイプです。
装弾数は23発であり、必要十分な装弾数があります。
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肉抜きスライドは男のロマン
今回はウエスタンアームズのSIG1911 プロカットカスタムをレビューしてきました。
やはりスライドが肉抜きされているのはロマンを感じますね。また、スライド以外にもカスタムポイントがあるので、他のモデルとは異なる独特なデザインになっています。
他のメーカーではなかなか出ないようなモデルですし、次にいつ再販されるのか分からないので欲しい方はヤフオクやメルカリを定期的に見てみると良いでしょう。
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ウエスタンアームズの魅力であるリコイルがさらに強くなり、トリガー軽量化や命中精度向上の効果があります。
実際、3人に1人にリピートして頂けていますし、さらに3回以上リピートして頂いたお客様もいらっしゃいますので、効果は十分に感じて頂けると思います。
もし、あなたがWA1911・INFINITYシリーズを最初に撃った時に「リコイルが凄い!」と感動した方は、あの時の感動をもう一度体験できるので是非ともご覧ください。