
こんな方に向けて書いています
- WAのブルースチールカスタムについて知りたい方
ウエスタンアームズの魅力の一つとして、”手間暇かけた上質な表面処理”が挙げられます。
例えば、深みを感じさせる黒染め加工や使い古されたようなビンテージ加工、重厚感のある焼付塗装、本物の金属のようなサイドポリッシュ加工などがあります。
しかし、そんな魅力的な表面処理の中でも特段美しいものがあります。それこそが”ブルースチール”です。

ブルースチールカスタムは露出しているHW樹脂部分が
それでは、ウエスタンアームズのコルトガバメント MkⅣ シリーズ70 ブルースチールカスタムをレビューしていきます。
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Gunsmith_Authenのカスタムは3人に1人にリピート頂けています
付属アタッシュケース
ブルースチールカスタムは特別仕様ということもあり、アルミのアタッシュケースに入れられています。

これは、ブルースチールverとして出ている、ベレッタm92fやm1911 Pre70なども同様です。

そして、このアタッシュケースは結構大きく、お馴染みのWA1911標準パッケージと比較すると大きさが分かると思います。

ケースには持ち手が付いており、その近くにロック機構も付いています。

しかも、ダイアルロック機構になっています。

さらに、このダイアルロックはロックされる番号を変更する機能も付いており、かなり凝った造りになっています。

開ける際にはダイアルを開錠できる番号に合わせ、ダイアルの横にある出っ張りをスライドすることでロックが外れます。
左右両側のロックを解除すると、ケースを開けることが可能です。

ケースにはガバメントを3挺収納できるので、中に入っているブルースチール以外にも特に大切な物を一緒に収納できます。

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MkⅣ シリーズ70 ブルースチールカスタムをレビュー!
表面処理以外の基本的なスペックや形状は他のWA MkⅣ シリーズ70と同じです。
それでは、本体であるMkⅣ シリーズ70 ブルースチールカスタムをレビューしていきます。

基本的に"ブルーイング"と言っても下のような黒染めを指すことが多いですが、ブルースチールカスタムは本当に青く発色しているのが最大の特徴です。

左側はMkⅣが民生品なこともあって刻印も多めです。

刻印の上に何も塗装がされていないので、画像の右側にあるコルトの馬のロゴが非常に細かく再現されているのがポイントです。
太陽の光を当てた際に金属特有のスジのような組織が観察できますし、周りの景色が映り込むほどにピカピカです。


この記事の写真で一部、表面が凸凹しているように見える部分があるかも知れませんが、それは表面が酸化しないようにオイルを塗布しているからで、オイルを拭き取ればさらに輝きます。
右側の刻印はシンプルで"COLT'S GOVERNMENT MODEL"と書かれています。

とは言っても、刻印はこのブルースチールの質感を目にすると、そちらの方に視線を奪われてしまいます(笑)

やはり、どの角度から見てもブルースチールが綺麗で思わずうっとりしてしまいます。
ちなみにですが、写真越しではどうしてもこの質感を表現しきれません。実際に手に取ってみると重厚感に圧倒されます。

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スライドストップ
HW樹脂以外の金属パーツは基本的に黒染め仕様ですが、スライドストップは他のガバメントとは違って特別です。

外観はそのまま黒染め仕様のガバメントですが、実はPBシステムが搭載されてます。
基本的にウエスタンアームズはスライドストップを解除する際にスライドを引っ張っても解除できない仕様になっています。
しかし、PBシステムが搭載されている機種では、マガジンチェンジした後にスライドを引くことによって解除することができます。

これがあることによって、よりリアルな操作を楽しめるのが嬉しいポイントです。

マズル
マズルブッシングやリコイルプラグはWAなので当然金属であり、黒染め仕様です。

非常にずっしりとした金属が採用されており、ウエスタンアームズのリコイルを支えている部分と言っても過言ではありません。
アウターバレルは当然金属製であり、さらにニッケルメッキがなされています。

ニッケルメッキによって深みのある輝きを放ちます。主役である本体のブルースチール加工の雰囲気を壊さずに上質さを醸し出しています。

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サイト
リアサイトは黒染め仕様であり、元々のモデルがベーシックなガバメントなのもあってシンプルです。

フロントサイトも黒染め仕様です。ホワイトドットが入っていない部分に時代を感じますね。

やはり、近代化カスタムされた1911シリーズと比較すると視認性や使い勝手は微妙ですが、これはこれでレトロな雰囲気が出ていて味があります。

チャンバー
チャンバーはメタル製です。

スライドやフレームの輝きを邪魔しないような鈍い光を放っており、刻印も文字部分が黒っぽくなっています。

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ハンマー
ハンマーも金属製で黒染めされていますが、サイドポリッシュされています。

サイドポリッシュされている部分には縦にヘアライン加工がされているので上質に感じられます。
トリガー
トリガーも黒染めされています。

伝統的なガバメントモデルなので、ショートトリガーが採用されていますし、トリガーの引きしろ調整イモネジも付いていません。

ただ、それ以上にトリガーガードなどの複雑な造形をしている部分も研磨&ブルースチール加工がされているので、「大変だろうな、、、」と思ってしまうほどの仕上がりです。
セーフティー
セーフティーは昔のガバメントということもあり、左側のみについています。

そして、グリップセーフティ―も伝統的なスタイルです。

私としては最近タクティカルモデルばかり目にしているので、これもある意味新鮮です。
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グリップ
グリップは実銃にも採用されているヘレッツ社によるフルチェッカーグリップが採用されています。

素材にココボロ材が使われており、落ち着いた重厚感がある色がブルースチールの本体に合っています。
また、中央には真鍮でできたメダリオンがはめ込まれています。

よく見ると非常に細かいディティールになっており、メダリオンだけ見ても力が入っていることが分かります。

マガジン
マガジンは最もベーシックな鉄バンパーの物が付属しています。

しかし、このマガジンは他のガバメントに付属されている物とは少し異なるのです。
底を見ると、"COLT .45 AUTO"と刻印がされております。

刻印があるものは他にアルティメットコレクションなど一部だけです。

ちなみに装弾数は21発です。ほとんどの方が観賞用で撃つ方はなかなかいないと思いますが、実際に使う場合も十分な装弾数です。
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WAの本気ガバメント

今回はウエスタンアームズのガバメント MkⅣ シリーズ70 ブルースチールカスタムをレビューしました。
HW樹脂のブルースチール部分はもちろんですが、それ以外の金属パーツやマガジン、グリップなど至る部分に力が入っていることが分かります。
それに、付属品としてアタッシュケースが付いてくるのも”別格”な感じがして楽しめます。
ただ、この表面処理の美しさは正直写真だけでは伝えきれません。実際に手に取った人たちの特権でもあります。
今後、再販される可能性は非常に低いですが、たまに中古市場で流れています。
ほとんどの方が丁寧に扱っているので、大体の個体が超美品です。欲しい方は見つけた時が買い時です。
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