
こんな方に向けて書いています
- VFCのガスブロUMPの命中精度を実用レベルに上げたい方
- VFCのガスブロUMPをサバゲーの相棒にしたい方
この記事はUMP45とUMP9の両方対象です。
ガスブロをサバゲーで使うことを考えた際に悩むことになるのが「命中精度が悪い機種がある」問題だと思います。
VFCのガスブロUMP45、UMP9はガスブロの中では悪くない命中精度があります。しかし、それは"ガスブロの中で"はです。電動ガンが主流のサバゲー最前線では頼りない命中精度です。

ここで、ガスブロUMP45の純正状態とこの記事で紹介するカスタムを全て施した際の命中精度の違いをお見せします。

この画像は40m先のマンターゲットの腹部ほどの大きさの的を狙ったときの結果です。カスタム前は的に2発しか命中しませんでしたが、カスタム後には6発命中していますし、外れた弾もカスタム前と比較してまとまっています。
ちなみにですが、マンターゲットであれば40mであってもほぼほぼ命中します。これだけの命中精度があれば不利と呼ばれているガスブロでサバゲーでも電動ガンとも戦えます。
今回はVFCのガスブロUMP45とUMP9の命中精度はサバゲー実用レベルの命中精度を実現する方法を解説します。

Gunsmith_Authenは私がサイト運営・カスタムを行なっています。
VFC UMPの命中精度が良くない原因
全ての大元の原因から言いますと、「ホップアップの安定性が低いから」に帰着します。
そして、ホップアップの安静性が低い理由は複数ありますが、最も大きい原因としてノズルが短いことが挙げられます。

ガスブロは基本的にマガジンの弾をローディングノズルによって、チャンバー内に運び込まれます。
そして、チャンバー内に運び込まれた後はホップパッキンに挟まれて固定されるようになります。
しかし、ノズルが短いとホップパッキンに押し込まれる距離が射撃ごとに異なるので、ホップのかかり方が不安定になってしまうのです。
実際にメンテナンスロッドの先にBB弾を接着してマズルから突っ込んだ時に、ノズルとホップの山の間で弾がガタガタ動くならノズルが短いと判断できます。これを俗に"躓きホップ"と言います。


VFC UMPの命中精度を上げる方法
それでは、次にホップアップの安定感を増してガスブロUMPの命中精度をサバゲーで実用できるレベルに引き上げる方法を4つ解説していきます。

これらのカスタムは最初に紹介する物ほど効果がありますので、是非とも挑戦してみて下さい。
ノズル延長する
最も効果があるのがノズルを延長する方法です。
前項でも解説したように、ノズルが短いことでホップのかかり方が毎回変化することが原因なので、ノズルを少し延長すればホップアップの安定性を大幅に向上させることが可能です。
実際に純正状態からノズルの延長を行っただけの物で冒頭にお見せした的を狙った際に、10発中5発命中するようになりました。


しかし、ただ単にノズルを延長するだけではだめです。ノズルを中空の棒で延長する方法はありますが、VFC UMPの場合は正常にローディングされずに、弾詰まりを起こします。そのため、きちんと弾がローディングされるような形状にする必要があります。
ただ、ほとんどの方にとっては家で加工するのは難しいですし、形状も試行錯誤が必要なのでこれを実現するのには非常に手間がかかります。
そこで有用なのがノズルの先端に差し込むことで、ノズルを適正の長さに延長できるノズルキャップです。

実はこのノズルキャップは私が設計したカスタムパーツであり、私が知る限りはVFCのUMPガスブロに対応している製品はありません。
ノズルに装着するもので動作への影響を最小限にするために軽量化と高い耐久性を両立するために、超々ジュラルミンという航空宇宙分野にも使われる高品質アルミを使用しています。
取り付けもノズルキャップにエポキシ接着剤を少量塗布してノズルに差し込みむだけで完了です。
ガスブロUMPをサバゲーで使いたいならノズル延長は避けては通れない道なので、興味がある方はぜひ下のリンクから詳細をご覧ください。
VFC UMPガスブローバック用 ノズル延長キャップ【命中精度向上】- BOOTH

パッキンを交換

次に効果があるのがパッキンの交換です。
パッキンの交換はトイガン全体でまず最初に行われるカスタム方法で、海外製ガスブロの場合は日本に合わないパッキンを日本の事情に合ったパッキンに置き換えるという意味合いで行われることも多いです。
そして、私が使用しているのは硬度50のPDIのWホールドパッキンです。PDIのWホールドパッキンの特徴として、チャンバーとパッキンが密着して気密が向上し、初速が3m/s程向上します。

先ほどのノズルキャップもこのPDIのダブルホールドチャンバーと合わせることを想定しており、ノズルキャップを使用するなら高度50のPDI Wホールドパッキンを選択することをおすすめしています。

ホップの抑えを高精度化する
VFCのガスブロUMPは可変ホップアップ機構を備えており、パッキンの山の上からプラスチック部品の抑える深さを変化させることで、ホップの強さを変化させています。
このプラスチック部分はチャンバー側の軸にハマっているのですが、実は軸に対して穴の大きさが大きく、指で揺らしたらガタガタします。

この状態では、力のかかり具合によってホップの抑え部分が左右に動いてしまい、これはホップのかかり具合に影響を及ぼす可能性があります。そこで、穴の大きさを軸に合わせたホップの抑え部品に置き換えます。
3D CADでホップの抑えパーツの寸法は同じにしつつ穴をピッタリにして、それを3Dプリンターで印刷したパーツを使用します。

指で揺らしてもパーツの揺れがほとんど無くなりますので、ホップの抑えパーツが原因でホップのかかり具合が変化する可能性を最小限にできます。
そして、私が作成したパーツのSTLファイルを無料で公開しています。家に3Dプリンターがある方は、是非とも挑戦してみて下さい!
>>>VFC ガスブロUMPシリーズのホップ抑えパーツ(STLファイル)

インナーバレルにセロハンテープを巻き付ける

4つ目はインナーバレルにセロハンテープを巻き付けることです。
インナーバレルの先端に一般的なセロハンテープを"ひと巻き"するだけです。二重になっている部分が有ると、それだけでアウターバレルに入らなくなるので、ひと巻きに抑えておく必要があります。

このカスタムの意味はアウターバレルとインナーバレルの間に発生するガタを無くすことです。エアガンカスタムの伝統的な手法で、機種によっては非常に高い効果を得られる場合もあります。
ただ、、、VFCのガスブロUMPの場合はそこまで効果はありません。もとからアウターバレルとインナーバレル間の精度が高いので、「やった方が原理上は命中精度が上がる」というぐらいです。

ノズル余りを改善するだけでもかなり当たる
今回はVFC UMPの命中精度を向上させる4つの方法を解説してきました。
「もし、ガスブロUMPを使ってサバゲーをしたい!」という方はこれらの4つのカスタムをして頂くと、40m先でもマンターゲット程度ならほぼほぼ命中することを確認しているので、是非とも試して頂けるとさらにガスブロUMPを楽しめるようになると思います。
その中でも躓きホップさえ改善してしまえば別物レベルまで命中精度は向上します。とはいえ、ご自身で加工する場合は難易度が高いので、私が設計したノズルキャップを使って頂くのがもっとも簡単で確実です。
Youtubeでも詳しく解説しています
あなたのVFC ガスブロUMPを最前線の相棒に仕上げます

当サイトではあなたのVFC UMP45、UMP9の最前線カスタムを提供しています。
最前線カスタムではあなたのガスブロUMPを、サバゲーの相棒として使って頂ける性能まで引き上げるカスタムです。この記事で紹介した4つの命中精度向上方法は実際に最前線カスタムで行っている内容であり、これらに加えてトリガー軽量化、引きしろ削減、トリガーフィーリングの向上も含まれています。
また、ご自身でカスタムやメンテナンスが出来ない方にも安心してお使いいただくために、1年間のメンテナンスパックも含まれています。
「VFCのガスブロUMP45、UMP9をサバゲーで使いたい」と思った方は下のボタンから"最前線カスタム"を詳しくご覧いただけます。