WA1911・INFINITYシリーズ

m1911やハイキャパ系のグリップセーフティーを簡単にキャンセルする方法を原理から説明

※東京マルイのm45a1を購入して、実際にマルイのガバメントシリーズでも行えることが分かりました。

m1911 グリップセーフティ キャンセル サムネ

こんにちは!m1911を愛している(自称)ガスガンスミスです!

ほとんどのm1911にはグリップセーフティ―を握らないとトリガーを引きませんよね。

しかし、サバゲーやシューティングでいざ撃とうと思っても、グリップセーフティ―をきちんと押せておらずに、撃てなかった経験がある方も多いでしょう。

僕も普段は家で撃つ際には素手で撃つのできちんと押し込むめるのですが、サバゲーやシューティングレンジではグローブを付けるので、きちんと押し込めていない経験があります。

さすがに温厚な僕でもキレそうになったので、グリップセーフティ―をキャンセルすることにしました。

この方法はm1911系統に使えるので、ハイキャパ、m45a1、meuピストルなども同じようにできます。

   

WA1911カスタム バナー

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グリップセーフティ―をキャンセルする方法

※このカスタムは安全性が低下するので、銃口管理がきちんとできている方にお勧めします。また、このカスタムを行って壊れても、当サイトは責任を負いません。

この方法は、よほど特殊な構造をしていない限りどの会社のm1911系のガスガンなら行える方法です。

また、原理を理解することで、他の種類のガスガンでも使えるかもしれません。

今回のベースのなるガスガンはウエスタンアームズ製のm1911クローンであるsig gsrです。

WA sig GSR シルバーモデル

本来はm1911はコルト社のハンドガンですが、特許が切れているのでいろいろなメーカーが発売しております。

この銃はsigが発売したm1911です。

僕がウエスタンアームズのガスガンを使っている理由は東京マルイにはない1911カスタムと、強りリコイル、そしてそこそこの命中精度があることですね。

あと、実は意外とウエスタンアームズの燃費って意外と良いんですよ!某〇イよりも良いです!

それでは、最初に原理を紹介します!

グリップセーフティーをキャンセルする原理とは?

m1911のグリップセーフティーとメインスプリングハウジングを外します。

実はこの1911はもうすでにグリップセーフティはキャンセルされていますので、別のキャンセルされていない1911で説明します(笑)

実は同じGSRを使うよう、壊れたときのパーツ取り用、鑑賞用の3つを持っています。マニアの悲しい性ですね。

パーツ取り用のGSRは加工されていないので、そちらで説明します。

最初にグリップセーフティはこのようになっています。

この画像がフリップセーフティーが押し込まれていない状態です。

グリップセーフティ 仕組み

次にグリップセーフティ―が押し込まれている場合です。

グリップセーフティー 仕組み 解除

このように、グリップセーフティ―の切り欠きが移動して、トリガーが後ろに引けるようになるのです。

あ、トリガーバーがやけにピカピカなのは鏡面研磨しているからです!

駆動部を全てピカピカにすると、滑らかになって良いですぞ!

次は加工前と加工後の物を比べてもらいます。

グリップセーフティー 加工前 後

加工したグリップセーフティは使い込んでボロボロですが、同じ機種の物を使用しています。

そして、加工された方は、段差の部分にプラバンが接着されています。

ここで、この段差の役割を解説します。

グリップセーフティ 構造

これは、加工前のグリップセーフティです。

先ほどの部分がメインスプリングハウジングの出っ張りにグリップセーフティーの段差が引っかかっています。

次に加工された状態のものです。

グリップセーフティ 構造 加工後

もうお分かりかも知れませんが、グリップセーフティの段差にプラバンを張り付けることにより、グリップセーフティが常に押し込まれた状態になります。

そのため、グリップセーフティをキャンセルできるのです。

メーカーによって形状の違いはあっても、グリップセーフティ周りの構造は同じです。

さあ、原理が分かったところで、準備物から紹介します!

   

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準備するもの

m1911 グリップセーフティ―キャンセル 道具

準備物は以下の7点です。

・カスタムベースのガスガン

・厚さが1.5mm程度のプラバン

・カッターやデザインナイフ

・ガスガンに合うピンポンチ(ない方は六角レンチ)

・プラハンマー(少々傷ついても良い方は普通のハンマーで結構です)

・瞬間接着剤

・あればカッターマット

ピンポンチとプラハンマーは普通の家庭にないかもしれませんが、ガスガンを頻繁に分解する方は買っておいた方が作業時間の短縮になりますしお得ですよ!

プラハンマーは500円ぐらい、ピンポンチは様々なサイズが入っているもので、3000円もあれば余裕で買えちゃえます!

加工方法を紹介!

最初にグリップセーフティとメインスプリングハウジング、シアースプリング外れるまで分解します。

ガスガン m11911 分解

ここまで分解するのはメーカーによって気を付けることは違いますので、各メーカーの分解方法を調べてみて下さい。

ちなみに、ピンポンチとプラハンマーはこの部分のメインスプリングハウジングピンを外すのに使用します。

m1911 メインスプリングハウジングピン 

メインスプリングハウジングピンもどのメーカーも抜く必要があります。

このピンには、左右で凹んでいる部分と、出っ張っている部分がありますので、凹んでいる部分にピンポンチや六角レンチを当てて力を加えます。

この時に、弱い力で少しずつ力を加えていかないと、本体が傷つく場合があります。

ここまで分解出来たら、次にプラバンを切り取っていきます。

大きさ 採寸

最初に横幅を定規で測定します。

そこまで精密に測定しなくても良いですが、測定した値よりも少し大きめにしておいた方が、後で削って調節できます。

プラバン 切り取り

先ほど測定した大きさの横幅を切り取ります。

次に縦方面ですが、縦方面はだいたい3mmもあったら十分です。

ただし、こちらも少し大きめにしておいた方が調節する際に削るだけなので、大きめにしておきましょう。

切り取りました。
これを、切り取った面がガタガタなので、デザインナイフできちんと整えます。

次に角に瞬間接着材を置く感じで、少しだけ塗ります。

m1911 フリップセーフティ 接着

そこへ、プラバンを過度に合わせるように置きます。上から押さえつけるようにしてしっかり接着します。

グリップセーフティ プラバン 貼り付け

プラバンは少し大きめに切り取っているので、このままでは干渉します。

そのため、はみ出す部分をデザインナイフやニッパーを使用して切り取ります。

内側と、外側を綺麗にします。
外側はニッパーを当てて切ると楽に切れますよ!

こうして、周りを整えたら組み込んでみてきちんと動作するかをチェックします。

画像ではわかりにくいですが、プラバンが長すぎて組み込めないので、もう少し削ります。

もう一度組み込んでも、まだ干渉します。

また分解して、されに削ります。

m1911 グリップセーフティ キャンセル 成功

やっと組み込めました。また、グリップセーフティのキャンセルもできていました!

このまま、完成でも良いのですが、反対側の段差にもプラバンを貼り付けます。

先ほどは大幅に削ったので、最初から少し小さめにして置きます。

そして、同じように接着して、周りを整えます。

この状態で組み込んで完成です!

グリップセーフティ キャンセル 完成 m1911

動作確認も無事に終わりました!

このように、分解に道具は必要ですが、作業自体は簡単に行えます!

皆さんも行ってみてはどうでしょうか?

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