こんな方に向けて書いています
- 中古でWA SAI 1911 5.0を検討している方
ウエスタンアームズは一時期カスタムガンを作っているSAI(セリエントアームズインターナショナル)とライセンス契約を結んでいました。
その中で発売されたものの一つがSAI 1911 5.0です。
"5.0"というのは5インチのフルサイズスライドのモデルだからです。他にもSAIの1911にはコマンダーレングス(4.0インチ)もあります。
SAIシリーズはその特徴的な外観から人気であり、中古市場でも結構プレミア化しています。
今回はウエスタンアームズのSAI1911 5.0 黒染めモデルをレビューしていきます。
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WA SAI1911 5.0 をレビュー
それでは、ウエスタンアームズのSAI1911 5.0 黒染verのレビューをしていきます。
本体左側です。ぱっと見た際にアンダーレールがあることと、スライド部分の中央が少し低くなっていることが印象的ですね。
印字部分を拡大すると、"SALIANT ARMS INTERNATIONAL"と印字されています。
本体右側はチャンバーがある関係で凹んでいる部分の印字が異なります。
刻印部分を拡大すると左側にはSAIのロゴマーク、右側には"SALIENT"という刻印が入っています。
左右の刻印を見ていると感じるかもしれませんが、ブランドを前面に押し出しており、SAIは結構主張強めであることが分かります。
ちなみに、このスライドはのっぺらぼう(=何もない)スライドから削られているそうで、一本のスライドを作るのに手間がかかっています。
また、SAI1911 5.0は黒染モデルで、塗装で黒くなっている訳ではありません。同じ黒でも他のトイガンでは味わえないような奥深い色味を楽しめます。加えて、塗装のように塗膜が形成されないので、スライドの印字部分がシャープなのも魅力ですね。
マズル
実は個人的にSAI 1911 5.0で最も好きな部分がマズルです。
スライドの上側左右が斜めにカットされており、側面部分も面取り加工されていることで、他の1911シリーズでは見られないマズルフェイスをしています。それに加えて、リコイルスプリングプラグとリコイルスプリングガイド、少し飛び出たコーンバレルが黒に統一されているによって重厚感があります。
ホールドオープンをした際にも黒いコーンバレルとリコイルスプリングガイドがさらに強調されるので迫力抜群です。
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アンダーレール
やはり、全体的な印象を最も大きく左右するのがアンダーレールです。
アンダーレールが存在するだけでタクティカル感が出ますし、より直線的な雰囲気になるのでSAI1911 5.0に非常に似合っています。
フラッシュライトを付けることでさらにゴツい印象に変わります。
とは言えSAI1911 5.0にライトを付けると本体から漂う独特のデザインが少し薄まってしまう印象はあります。
チャンバーカバー
チャンバーカバーはメタル製で、光沢がある黒色の上から"SAI"とホワイトレターが入っているのが特徴です。
チャンバーカバーにホワイトレターが入っているハンドガンは非常に少ないので、この部分だけで強く印象が残ります。
ちなみにこのホワイトレターは水性塗料なので強くこすると落ちてしまいます。とはいえ、水性クレヨンで復活させられますので、対処法が無いわけではありません。
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サイト
SAI1911 5.0のサイトは加工三昧で、非常に造形が複雑です。
ベースはノバックタイプですが、そこから加工が加えられており他の1911シリーズにはない唯一無二の形状です。
フロントは集光サイトが採用されており、狙いを定める際に見やすくなっています。
そして、サイトの除く際に反射して見にくくならないように細かい溝が入れられています。
スライドストップ
SAI 1911 5.0はスライドストップも特徴的です。
ご覧のの通りスライドストップには軽量化のための穴が設けられております。
ハンマー
ハンマーは1911シリーズでは珍しく、INFINITY系用のハンマーが採用されています。
このタイプのハンマーは直線で構成されており、直線的なデザインであるSAI1911に非常にマッチしています。
加えて、SAI1911 5.0にはファイアリングピンが再現されています。
ファイアリングピンが再現されている機種はごく少数であり、これが再現されているモデルはWAからしても力が入っている機種だと言えます。
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セーフティー
セーフティーは親指で操作を行うサムセーフティーとグリップを握ることで解除されるグリップセーフティ―があります。
サムセーフティーはアンビタイプで左右から操作可能です。
グリップセーフティ―は意外と他のタクティカルシリーズと一緒で、そこまで形状が違うわけではありません。
注意点として、これらのグリップセーフティやサムセーフティーも黒染めなので、錆びて外観が劣化することがあります。
劣化を防止するために触った後にはこれらの金属パーツを少しオイルで拭いておくことをおすすめします。
トリガー
トリガーはWAお馴染みのスリーホールトリガーです。
しかし、SAI 1911 5.0のスリーホールトリガーには少し加工がされています。
他機種では上下部分が尖っているのに対して、先ほどのSAI1911 5.0のトリガーは上下部分が削られています。
些細な違いではありますが、このような細かい部分まで加工がなされていることに驚きました。
そして、もちろんアジャスタブルなので、家にある六角レンチを使用することでトリガーの感触を少し良くすることが可能です。
箱出しの状態ではトリガーの引きしろが3.0mmですが、この調整だけで2.0mm程に削減できます。
家に六角レンチがあれば簡単なので、ひと手間を加えてみることをおすすめします!
また、トリガーの引きしろはWA1911では標準的な約700g程だったと記憶しています。
ちなみに、今回のSAI 1911 5.0はフルカスタム済みでトリガー引きしろが1mmになり、重さも400gになっています!
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マグウェル
タクティカルモデルなので、マガジンを抜き差ししやすくするためのマグウェルが付いています。
マガジン
マガジンは中央に溝が入っている形状で、スクエアバンパー装備のタイプです。
装弾数は23発です。
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情報量満載でカッコ良すぎる1911
今回はウエスタンアームズのSAI 1911 5.0をレビューしてきました。
SAIの主張強めデザインを再現するために、スライドから各パーツに至るまで加工三昧であることが分かります。
そして、それによってこの銃のカッコ良さが非常によく表現されていると感じます。
再販は期待できないので手に入れたい場合は中古で探すしかありません。ちょくちょくオークションや中古市場で見かけますが、少しプレミア価格傾向があります。
とはいえ、まだ手が届く範囲ではありますので、欲しい方は今のうちに確保しておいても良いのではないでしょうか?
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実際、3人に1人にリピートして頂けていますし、さらに3回以上リピートして頂いたお客様もいらっしゃいますので、効果は十分に感じて頂けると思います。
もし、あなたがWA1911・INFINITYシリーズを最初に撃った時に「リコイルが凄い!」と感動した方は、あの時の感動をもう一度体験できるので是非ともご覧ください。