
こんな方に向けて書いています
- WAのL.A.ヴィッカーズを検討している方
- PBシステムについて知りたい方
ウエスタンアームズは基本的に限定発売ですが、人気のあるものは再販されます。
その中でも、定期的に使用を変えて再販されるものがL.A.ヴィッカーズカスタムです。この先も再販される可能性は非常に高いです。
今回はその中でも表面が黒染めされてスチールの風合いが再現されたリアルスチールカスタムを紹介しますが、他にもグリップにヘレッツ社の実銃用木製グリップを装着したヴィンテージコレクションもあります。


ちなみに、名前にも入っている「ヴィッカーズ」とは、ラリー・ヴィッカーズさんがプロデュースしているから付けられています。このヴィッカーズさんはyoutubeチャンネルを持っており、実銃のレビューをしているので気になった方は是非調べてみてはどうでしょうか?
それでは、今回はウエスタンアームズのLAヴィッカーズカスタムをレビューしていきます。
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WA L.A.ヴィッカーズをレビュー
それでは、最初は外観を紹介していきます。
ぱっと見た所、”全体的に黒っぽくて武骨な印象”を受けます。

しかし、よく見ると右側には「SPRINGFIELD ARMORY」の文字とロゴがトレードマーク、"L.A. VICKERS CUSTOM"という印字がされているため、ディテールは結構にぎやかです。

実は私はスプリングフィールドアーモリーが好きで、保有しているWA製ガスガンの半分以上はSFAです。

お次は左側面です。

左のスライドには「MODEL 1911 A1 CAL .45」と刻印が彫られています。
最初にも説明したようにこのヴィッカーズカスタムはリアルスチールバージョンです。

ヘビーウエイトによって本物の金属の質感が表現されており、それは黒染めされている部分はもちろん、黒染めが剥げた部分も鈍く銀色に光って本物のスチール感が表現されています。

ちなみにですが、サバゲーやシューティングで使用すると、ホルスターなどで角の部分が擦れて金属っぽく光る部分が増えていきます。
4万5千円のガスガンをガンガン撃つ方は少ないと思いますが、使い込んでいくうちに出る味も楽しみの一つであると言えます。
スライドストップ

形状はSFAタイプなのですが、他のモデルに付いてるスライドストップとは違う部分があります。
それはスライドストップにPBシステム(プルバック・システム)が搭載されていることです。
PBシステムはホールドオープンした際に、スライドを引くだけでスライドを戻せる機能です。
東京マルイ製のガスガンでは当たり前に付いている機能ですが、WA製のガスガンにはスライドストップを指で押し下げて解除するしかスライドを戻せませんでした。しかし、WA1911シリーズでもPBシステムが搭載されている場合は可能になりました。

スライドストップとスライドがかみ合う部分にばねと金属球などの部品がついていおり、解除しようとにスライドを引いた際に、このばねでスライドストップ自身を押し下げるのです。
ちなみにPBシステム自体は前からあってアルティメットコレクションやブルースチールカスタムと言ったWAの中でも特に仕上げが良いものには搭載されています。

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マズル
L.A.ヴィッカーズのバレルはバレルブッシングから少し飛び出しているのが特徴です。


また、先ほど紹介したリアルスチール加工はスライド前面にも施されており、ホルスターから抜き差しされた形跡が表現されています。
サイト
サイトはノバックサイトで刻印が入っています。

3点ホワイトドットが入っており、視認性は抜群です。

また、スライド後部は光の反射防止のために横方向に線が入れられています。
チャンバー
チャンバーは金属製で”BARSTO 45 ACP”という刻印が入っています。

金属製なだけあって質感に重厚感を感じます。
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ハンマー
L.A.ヴィッカーズはベースはSFAですが、カスタムされてハンマーの形状が変化しています。

WAから発売されているINFINITYシリーズについていたものと同じ形状の物がついています。
ちなみに、本来のSFAのハンマーはデルタハンマーと言われており、それがこちらです。

セーフティー
サムセーフティーはアンビタイプで、右側が少し大きくなっています。

また、グリップセーフティ―もタクティカルモデルらしく、ビーバーテイルが採用されています。

個人的に注目しているのはサムセーフティーやグリップセーフティ―の仕上げが非常に美しいことです。

これらの金属パーツは綺麗に表面処理された状態で黒染めされており、黒色でありながら鏡のように映り込みます。

トリガー

トリガーは3ホールタイプのアジャスタブルトリガーです。
”アジャスタブルトリガー”と言うのは、イモネジでトリガープルが調節できるタイプです。

六角レンチでイモネジを回すことによって、ハンマーが落ちた後の無駄な引きしろを無くすことができます。
これによって、トリガーにダイレクト感が生まれて引いた感触が気持ち良くなり、連射もしやすくなります。
今回紹介した個体だと最初は3mmの引きしろでしたが、調整したら2mmになりました。

また、トリガーの重さは約750gで、純正状態だとWA製品の中では軽い方です。
ちなみに、当サイトのフルカスタムではトリガー引きしろが1mmになり、重さも400gぐらいになってさらに気持ち良くなりますよ!
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マグウェル
ヴィッカーズカスタムはタクティカルモデルであり、マガジンの挿入口が広げられるマグウェルが装着されています。

これによって、マガジンの着脱がしやすくなります。
マガジン
マガジンはウィルソンタイプの黒が付属しております。

装弾数は23発であり、必要十分な装弾数だと言えるでしょう。
質感が抜群のタクティカル1911

今回はウエスタンアームズのL.A.ヴィッカーズのリアルスチールカスタムのレビューをしました。
PBシステムと強力なリコイルなどギミック面でも楽しめるのに加えて、黒染めとリアルスチール加工によって金属感も楽しめるのが魅力です。
L.A.ヴィッカーズはたびたび再生産されているため、それなりに美品中古品が出回っています。もし、売り切れ状態でもメルカリやヤフオク、中古ショップで探してみると意外と見つかると思います。
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